日々の暮らしの中にあるアートを見つけてゆきます

2010年6月27日日曜日

ダライ・ラマ法王 in 横浜 - 第ニ部講演 3) /His Holiness the Dalai Lama's public talk

について

本来的な愛→親が子を愛する気持ち、好きな人への気持ち

肉体の愛→執着、偏見
     好きな人、優しくしてくれる人には愛と優しさを
     好きではない人、関わり無い人には怒り
 これでは偏見が根底にある状態

偏見のない愛とは
 自分→幸せになりたい、苦しみは望んでいない
       ↓
       ↓ 慈悲の心 でおもんぱかる
       ↓
 相手→幸せになりたい、苦しみは望んでいない

「ひとりの人間として、望まぬ苦しみに喘いでいる
 と言う点でみな同じである」

ということを理解し、
敵対する相手への怒りを抑えて、慈悲の心を育ててゆく。

相手への愛=究極的には自分への愛(因果応報)

本来的な愛は、偏見のない愛のである。
偏見のない愛には智慧(知恵)が必要。

本来的な愛→偏見のない愛→非暴力
 となるよう、意図的に訓練してゆくことが必要

かつての時代
 私たちの国、あの人達の国という境界線(バリア)
     →争いがうまれた(戦争)
今は
 全ての国が相互関連。
 小国と大国が経済面においても、環境面においても
 依存し合っている。
 ↓
世界はひとつ。私たちというグループの中に全ての人が含まれる。
   私達=仲間意識   彼ら=距離感を持つ

ひとつの人間家族
 この世界全体をひとつと考えることで、全ての人達を
 身近な人間として感じることができる。

子どもを育てている人は、
小さい頃からそのような見方をすることを教えよう!
 
 自分の抱えている問題だけに考える
    → 小さな問題に押しつぶされてしまう

 他者の抱える問題を考える
    → そのような問題はみんなが抱えているのだと考えることできる
      ↓
     問題を乗り越える力、心の容量(capacity)が生じる

健康について
 他者に対する思いやり=利他をなしたい
  ↓
 直接的に良い影響を体にも心にも与えてくれる
  健康な体には健康な精神
 広い心で他者の為に役立ちたい、と思って実践していると
 自然に健康になってゆく

2 件のコメント:

  1. とてもよくまとめられててわかりやすかったです。
    みながそういう気持ちを持てればそりゃ平和になるだろうな~。
    ほんとに聞くべきは、ダライ・ラマの言うことなんかに興味のないという人たちなんでしょうけど(笑)

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  2. totoさん、ありがとうございます!

    私も大きなことからではなく、毎日の小さなことを
    まず大切にしてゆきたいな、とおもいました。

    ダライラマのお話を、この時機に聴くことができ
    ようやく、開眼しました〜(笑)

    返信削除

自己紹介

自分の写真
Yokohama, Japan
まいにちの普通の暮らしの中に アートがいっぱいあるとおもう。 子どもの描く絵だったり、 空や樹々、花がきれいだったり。 ありがとうの言葉と心を大切に、 日常を大切にして楽しんでゆきたいな。 まいにちの暮らしの中でみんなが笑顔になるといいな。 I think our daliy life is full of Art. Hope everyone will be smiling and happy everyday! My favorite words are " Thank you ".