日々の暮らしの中にあるアートを見つけてゆきます

2010年6月30日水曜日

6月の草花 / Flowers and plants in June



 紫陽花…定番ですね。

案外、背高のっぽですね


        この色合いが可愛くて、すきです


       自然の作り出す絶妙な色合いにうっとり
 

 みどりいろだって輝いています

 

 葉っぱの信号
 

2010年6月29日火曜日

人生のレシピ / A Recipe for Living

ドロシー・ロー・ノルトさんの素敵な詩に出逢いましたので、
ご紹介します。

人生のレシピ

ゆっくり生きよう
   自分をとりもどすために

ゆっくり生きよう
   願いをかなえるために

ゆっくり生きよう
   気持ちを伝えるために

ゆっくり生きよう
   バランスよく暮らすために

ゆっくり生きよう
   「ありがとう」と言うために

ゆっくり生きよう
   考え、感じ、始めるために

ゆっくり生きよう
   よく働き、よく遊ぶために

ゆっくり生きよう
   心の声を聞くために

ゆっくり生きよう
   太陽の光、星のきらめきを感じるために

ゆっくり生きよう
   「いい一日だった」と言えるように

ゆっくり生きよう
   命とつながるために

ゆっくり生きよう
   あふれる光につつまれて

わたしは人間
この地球に住む
銀河系の一員
宇宙の子ども

ゆっくり生きよう
そして
あなたの光を輝かせよう
  
 

 

2010年6月27日日曜日

ダライ・ラマ法王 in 横浜 - 質疑応答 /His Holiness the Dalai Lama Q&A

6/26(土)16:00〜16:30PMの質疑応答の中から、
母親として私が特に気になったトピックスを抜粋しました。


推定30代の母親からの質問

Q.子どもの時に親がいなかったり、虐待を受けたりという
  不幸な経験(disadvantage)をしてきた人はどうすればいいのですか?

ダライ・ラマ法王のお答え

A. 既に愛情が欠落して育ったという因から結果が生じてしまっているので
 これをすぐになくすことは難しい。

 しかし、
 
  愛というものに、
 少しづつ心を慣らして、馴染ませてゆくことで
 徐々に変化がもたらされるでしょう。


推定20代後半から30代女性からの質問

Q. 自己否定感が強く、昨今の世相不安から、
  子どもを持つことへの不安に苛まれています。
  また子孫を残すことについてはどうお考えですか?

ダライ・ラマ法王のお答え

A  第一声は「I don't know…」でした。会場は笑いの渦に巻き込まれました。
 
 そして、
 ひとつひとつのものの考え方から訓練してゆき
 全ての問題に対処できるよう、心の土台、基本を安定させること。

 ゆったりした心を持つ
 ↓
 自分を信じられる
 ↓
 他者を思いやるようになれる


すると
 ↓
 ↓
自分に自信がもてるようになる

そうすれば、どのような問題が起きても対処できるはず。

自分の心の基本をしっかりと安定したものに築くと
全ての問題が解決出来るのではないか。

ダライ・ラマ法王 in 横浜 - 第ニ部講演 3) /His Holiness the Dalai Lama's public talk

について

本来的な愛→親が子を愛する気持ち、好きな人への気持ち

肉体の愛→執着、偏見
     好きな人、優しくしてくれる人には愛と優しさを
     好きではない人、関わり無い人には怒り
 これでは偏見が根底にある状態

偏見のない愛とは
 自分→幸せになりたい、苦しみは望んでいない
       ↓
       ↓ 慈悲の心 でおもんぱかる
       ↓
 相手→幸せになりたい、苦しみは望んでいない

「ひとりの人間として、望まぬ苦しみに喘いでいる
 と言う点でみな同じである」

ということを理解し、
敵対する相手への怒りを抑えて、慈悲の心を育ててゆく。

相手への愛=究極的には自分への愛(因果応報)

本来的な愛は、偏見のない愛のである。
偏見のない愛には智慧(知恵)が必要。

本来的な愛→偏見のない愛→非暴力
 となるよう、意図的に訓練してゆくことが必要

かつての時代
 私たちの国、あの人達の国という境界線(バリア)
     →争いがうまれた(戦争)
今は
 全ての国が相互関連。
 小国と大国が経済面においても、環境面においても
 依存し合っている。
 ↓
世界はひとつ。私たちというグループの中に全ての人が含まれる。
   私達=仲間意識   彼ら=距離感を持つ

ひとつの人間家族
 この世界全体をひとつと考えることで、全ての人達を
 身近な人間として感じることができる。

子どもを育てている人は、
小さい頃からそのような見方をすることを教えよう!
 
 自分の抱えている問題だけに考える
    → 小さな問題に押しつぶされてしまう

 他者の抱える問題を考える
    → そのような問題はみんなが抱えているのだと考えることできる
      ↓
     問題を乗り越える力、心の容量(capacity)が生じる

健康について
 他者に対する思いやり=利他をなしたい
  ↓
 直接的に良い影響を体にも心にも与えてくれる
  健康な体には健康な精神
 広い心で他者の為に役立ちたい、と思って実践していると
 自然に健康になってゆく

ダライ・ラマ法王 in 横浜 - 第ニ部講演 2) /His Holiness the Dalai Lama's public talk

愛と思いやりについての方法論には3種類ある

1)神を信じる人々の方法論 − キリスト教など
  宗教的信心で愛情を高める
  
2)無神教の方法論 − 仏教など
  因果の報で愛を高める

3)無宗教の人々の方法論 
  世俗的な倫理観で愛と思いやりを育む

「全ての人は母から生まれてきた存在である」 


その点で人は全て平等といえる。
母乳を飲み、母の胸に抱かれることにより人生が始まった。
母の胎に宿ったその瞬間から、母の心からの愛情で大きくなった。
両親の愛情は血のなかに、体のなかに生きて、
それは死ぬまで存在し続けている。

両親からの愛のある子どもは幸せであり、心の平和を持ち、
より快適に生きてゆける

両親からの愛のない子は、猜疑心にさいなまれ、
人を信じることができにくい傾向にある

だから、家庭において、社会において、
より大きな優しさと愛情がたいせつ。

金銭的に裕福に育っても、愛がないと
優しい大人には育たないことが多い。

そして、健康面についても
愛とやさしさにあふれる→免疫力高まる
怒り、不安、恐怖→免疫力の低下
ということが最近の科学的研究でも明らかにされた。

来世に生まれ変わる、解脱、涅槃にいく
そういうことよりも、むしろ
今生を
幸せなひとりの人間として、調和をとり健康に生きてゆく為に
愛と思いやりが大切


 ***愛についてはNo.3につづきます

ダライ・ラマ法王 in 横浜 - 第ニ部講演1) /His Holiness the Dalai Lama's public talk

6/26(土)14:00〜16:00PM パシフィコ横浜にて
ダライ・ラマ法王の講話がありました。

第二部の講話は「幸せの本質〜共生と共存の未来へ向けて」でした。

前世紀、20世紀は科学技術により、
物質的側面から人類が飛躍的な繁栄を遂げた時代。

今世紀、21世紀、
金銭的には裕福でも心の貧しい人が大勢いる時代。
物質的な設備は整っていても、
肉体や精神的な悩みがあり、
それは物質面だけでは究極的に解決できない、
と多くの人が分かりはじめたのが今世紀でもある。

しかし、法王は極めて楽観的である。
なぜなら、まだ21世紀が始まって10年であり、
これからあと90年も残っているからである。
平和な社会、より建設的な社会の設立へ望みをかけている。

大切なのはお金よりも、
心の平安(peace of mind)であり、
もっと平和で思いやりに満ちた社会にしてゆけるという
希望的観測を抱いている。
( We can reach more peaceful compassion society)


その為に必要なこと

正直であること、真実を語ること

周囲の人が信じてくれる

家庭の調和

社会の調和

世界の平和

幸せ

愛と思いやりの心が最も大切である。
(Love and compassion )


愛を育むことと、周りに優しくすることは必要不可欠である。

  **愛と思いやりの詳細については、No.2)につづきます。



ダライ・ラマ法王 in 横浜 - 第一部法話 /His Holiness the Dalai Lama's Public teaching

 6/26(土)10:00〜12:00
パシフィコ横浜にてダライ・ラマ14世の法話が行われました。

法話は縁起賛と発菩提心についてという内容でした。


私なりの解釈ですが、
「全てのものは互いに依存し合って存在しているため、
 まず、他者を助ける、そのことで他者が幸せになり、
 さらに自分も幸せになるという利他心こそが大切である。」
というのが法話の主眼だったように思います。




チベット仏教や仏教の教えに造詣の深くない私なりに
法話のポイントを箇条書きにしておきます。

*****************************

無明(むみょう)とは無知のことであり、
即ち、苦しみの因を知らずどんどん新たな苦しみを作り出すこと。
だから望んでいるのに幸せを得られずにいる。

無明(無知)には2種類ある
1)因果の報を正しく理解していない
2)究極的なものの有り様を理解していない

世の中はみなすべて、他のもの(他者)に依存している
即ち、
独立した哀しみそのもの、幸せそのものは存在しない。

縁起とは
1)結果は原因に依存しているという因果の報
2)全てのものは他のものに依存している

即ち、幸せになれるようにと祈るだけでは幸せになれない。
縁起の教えを理解すると苦しみの因を捨てることが出来る。

因は結果に依存し、また結果は因に依存する。
結果に依存して、因が因として存在するのである。

全体は部分に、また、部分も全体に依存する。

悟りとは智慧の完成、
即ち、究極の利他心(りたしん)のよって支えられた菩提心

世俗的な苦しみは現存するが、究極的な意味では
実体を持った苦しみそのものというのは存在しない。

幸せとは、
まず他者を助ける→他者が幸せな気持ちになる→自分自身が幸せになる
というようなものである。
それが即ち、利他心である

究極の利他心は無限の利他心であり、
大いなる慈悲の心が菩提心である。

*******************************

2010年6月25日金曜日

新しい夜明け / New Dawn from Yokohama

今朝、2010年ワールドカップ日本vsデンマーク戦にて
日本が見事、3-1で大勝利!決勝トーナメントへの進出が決定しました!
日本の勝利と新しい夜明けを祝福するかのような夕焼けが
横浜の空に広がりましたよ。    

 「目指せ!四強へ」



 

 
 日本の四強、いえ、ひょっとするとワールドカップでの優勝をも、
 応援してくれているかのようですね!
 

2010年6月23日水曜日

6月の空/Yokohama Sky in June



          何に見える?

白い龍がランドマークタワーの上に現れたよ!







月と夕焼け




宇宙の風景を見ているみたい

2010年6月19日土曜日

iの記憶 三井公一写真展 /Koichi Mitsui iPhonegrapher

最終日の6/17(木)、
新宿三井ビル1F : epSITEで開催されていた
写真家:三井公一さんの写真展に行ってきました。


今回の作品展は全てiPhone で撮影されたものだそうですが、
大きく引き伸ばされた写真はすごく素敵でした。
(三井さんに許可を頂き撮影)

     

桜木町駅をのぞむ



大桟橋のデッキ



    iPhone+アプリケーションで、
 こんなに味のある写真が撮れるんですね。
 もちろん三井さんのような目と腕があっての作品です。

 でも、携帯電話は一眼レフやコンパクトデジタルカメラと違い
 今やほとんどの人がいつも持ち歩いているツールですから、
 それを使ってみんなが日常的に楽しめる
 新しい写真の可能性が、この写真展にはあると感じました。 
 iPhonegrapher / iPhone写真家 : 三井公一さん

 
 デジタル一眼を初めたばかりで
 初歩的な質問ばかりする素人の私に、
 丁寧に写真のことを教えて下さる、
 とても気さくで優しく魅力的な方でした。

    カメラの仕組みを知ろうとするよりも、まずたくさん撮ること。
 何かを撮ったら、それを縦と横、両方で撮ってみる。
 そして、上から撮ったら下からも、と別のアングルで撮ってみる。
 とにかく最初は、
 自分が撮りたいと感じたものを数多く撮っていくことが
 大切だと教えて頂きました。

 今年の7月頃、写真集「iPhonegrapher」発売予定です。
 現在、Amazonで予約が出来ますので、ご興味のある方ぜひ!
 素敵な写真が見られますよ。
 
 

2010年6月16日水曜日

鳥取は大栄町のすいか/Water melon from Daiei-cho Tottori

鳥取県は大栄町からスイカが送られてきました。
大栄町は日本有数のスイカの名産地だそうです。



スイカを切る前に、子ども達が顔を描いてあそんでいました。
        わらう

        おこる

        ないた

      びっくり

子ども達が顔をかき始めた時、かーさんが一番びっくりましたよ。
慌てて新聞紙敷きましたが、床にマジックついちゃいました。
ちなみに、包丁を入れた後もひと苦労。
プラスチックのまな板に黒いマジックの跡…。
ま、楽しんだので良しとしまししょう。


甘くて美味しいすいかでした。
鳥取といえば二十世紀梨のイメージがありますが
大栄スイカも名産なんですね。


美味しく頂いたあとは、



      楽しい段ボールの乗り物を作っていました。
      中にはハンドル付きです。 


フロントガラスに海の絵が。
水中を探検する潜水艦かな??

以上、
鳥取から頂いたひとあし早い、美味しい夏の便りでした。



 
 

2010年6月9日水曜日

清正井(明治神宮)/Kiyomasa Ido (Well) at Meiji Jingu Shrine


先日、明治神宮にお詣りに行った際に、
初めて清正井(きよまさのいど)に行くことができました。


菖蒲園の入り口で整理券を配っていました。清正井に行かれる方は、本殿へのお詣り前に
整理券をもらっておくことをお勧めします。


子ども連れの人、女性のグループ、スーツ姿の男性、外国人の姿もありました。
列を作っていましたが、15分くらい並んで順番が来ました。
 順番待ちの間に、小さなあるじにも逢いましたよ! 
      








清らかな水の中に手を浸し様々なことを思い浮かべました。
日本の国がよりよくなるように、
子どもも大人もみんなの毎日に笑顔が溢れるようにと願いながら、
しばらく過ごしました。




 
  

何だか心がすっきりして、とても穏やかなひとときを過ごせました。
今、なんだかとても混んでいるようなので、出来れば行かれる際は
平日か休日なら早朝をおすすめします。
朝5時から開門しているようです。
次回機会があったら、もっと早起きして静寂の中、訪れてみたいな、と思いました。


                尊い仕事のひとつですね

2010年6月8日火曜日

6月の花婿 June Bridegroom

6月5日に気立てのいい男の子の結婚式がありました。


               新婦のお母様手作りのWelcome doll 
              <インディアンの幸せと豊穣の神:ココペリ>

一生懸命、準備をすすめている話を聞いていたので、
会場に着いた時からふたりの真心あふれる心配りに感激しました。


お天気まで祝福してくれたかのように空が晴れ渡り、
ふたりの鳴らす鐘の音が横浜の青空に響き渡りました。








                    鳩の飾りとゲストのネームタグも新婦の手作り


                    
    自転車が趣味のふたりに似合うウェディングケーキ


披露宴でも各ゲストへの手書きのメッセージが
プレートの下にサプライズで隠されていたり、
ふたりの思いやりあふれる演出の数々に
会場は温かい祝福のムードに包まれていました。
音楽もムービーも全部自分たちで編集したようで、
ふたりが大切に育てられてきた家族の歴史を垣間見ること
ができとてもしあわせな気持ちになりました。

結婚生活は今日からがスタート。
今日のこの幸せな気持ちとみんなに祝福された感謝の気持ちを忘れずに
ふたりで笑顔のあふれる家庭を築いていってほしいと願うと同時に、
私も自分の結婚式の日を思い返し、今まで以上に家族を大切にしてゆきたいと
思った6月最初の土曜日でした。

2010年6月2日水曜日

開港祭の日本丸/Nippon-Maru the training ship

6月2日は横浜の開港記念日です。
時は幕末1859年、日米修好通商条約を受け、陰暦6月2日に横浜の港が開港されました。
みなとみらい地区の石造りドックに保存し、一般公開されている日本丸に行ってきました。
開港記念日ということで、高校生以下は無料、大人は半額の300円で入船できました。


開港記念のお祝いに、国際通号旗で満船飾(まんせんしょく)の日本丸




 磨き上げられた船内の階段





                        船内で大量に使用される使い古したロープで作った雑巾


                    船乗りの様々なロープ結びの技。一種の芸術品だと思いました。



                        やはりロープの再利用で作られたマット



          船長用の浴室 
                        真水は使用制限がある為、風呂水には海水を沸かし、
                        週に2回だったそうです。


                          船員の寝室 
                          船長用の寝室はもっと豪華で広かったです。
                          行かれて比較してみて下さい。


                                 蔵書の中にはミルトンの失楽園もありました。 



     1930年の建造以来、今年で傘寿(80歳)を迎えています




夕方、16:30過ぎに国際信号旗を畳帆していました。



                          みなとみらい地区のマンホールにも日本丸が登場

今回は総帆展帆(そうはんてんぱん)されておらず、
お祝い用の満船飾(まんせんしょく)だけでしたが、十分楽しめました。
次回の総帆展帆は6月13日、27日(共に日曜日)と7月19日(月/祝日)
ですので、ぜひ白い帆が張られた日本丸を見に行ってみて下さいね。

自己紹介

自分の写真
Yokohama, Japan
まいにちの普通の暮らしの中に アートがいっぱいあるとおもう。 子どもの描く絵だったり、 空や樹々、花がきれいだったり。 ありがとうの言葉と心を大切に、 日常を大切にして楽しんでゆきたいな。 まいにちの暮らしの中でみんなが笑顔になるといいな。 I think our daliy life is full of Art. Hope everyone will be smiling and happy everyday! My favorite words are " Thank you ".