日々の暮らしの中にあるアートを見つけてゆきます
2010年5月31日月曜日
2010年5月20日木曜日
陶芸家 : ルーシー・リー展 / Lucie Rie the potter
ルーシー・リー展(国立新美術館 )に行ってきました。
音声ガイドを耳に作品を見たのですが、
時代背景や色々なエピソードを知ることが出来てとても良かったです。
イギリスで活躍したルーシー・リーは
ウィーン(オーストリア)生まれのユダヤ人。
お父様は開業医で、あの精神分析学の権威フロイトとも
親交のあった方だそうです。
彼女はナチスの侵攻により実業家の夫と共にイギリスに亡命しましたが
結婚生活は数年で破綻してしまい、その後はひとり作品作りに没頭したそうです。
作品は初期から円熟期までいろいろなものがあり素晴らしかったです。
初期の作品
晩年の作品
特に、晩年の作品はピンクやブルーなど釉薬(ゆうやく)の発色の仕方が素晴らしく、
今まで持っていた自分の陶芸のイメージを覆されました。
手書きの釉薬の調合ノートはさながら、化学実験のノートのよう。
友人への直筆やタイプライターの手紙が幾つもあり、
筆跡に彼女の息吹を感じました。
印象的だったのは、ウェッジウッド社ジャスパーウェアの
カップ&ソーサーのプロトタイプです。
残念ながらウエッジウッド社の方針で商品製作には至らなかったそうですが、
もし、実現していたら、一般の人々も今頃家で
ルーシー・リーデザインのカップでお茶が飲めたかもしれないですよね!
偉大な陶芸家というと何となく薪やガスの窯でやく
イメージがあったのですが、彼女は釉薬が安定しやすい
電気窯を好んだそうです。
私も一時期、電気窯の陶芸教室に通っていたことがあるのですが、
それは邪道なのかと思っていたので(笑)驚きました。
また時間が出来たら、陶芸習ってみたくなりました。
あの土をこねるときの無心になれる感じ、削る時間が大好きです。
また、興味深かったのがボタンのコレクション。
ガラスや陶製のボタンのデザイン製作もしていたんですね。
三宅一生がコレクション(ファッションショー)で
ルーシー・リー のボタンをあしらえた服を発表したこともあるそうです。
彼女は晩年、「もう私、たくさん作ったわよね」
という言葉を残しているそうですが、
20代から93歳で亡くなる最期まで陶芸家で
ありつづけた彼女の重みのあるひと言だと思いました。
会場には、数多くの素晴らしい作品がありましたし、
彼女の制作風景が見られる映像資料もありましたので
(彼女が80歳を超えて尚、製作している風景で素敵でした!)
興味のある方、ぜひ足を運ばれて見て下さいね。
2010年5月4日火曜日
上高地の動物 / Wild animals in kamikochi(Japan Alps)
猿のなる木
鳥を撮るのは本当に難しいですね…。
上手に撮れている方のブログを拝見する度に、
すごいなあ、と思っていたのですが
いざ、自分で撮ってみると、
これが、ホント〜にむつかしいのです!!!
止まっててくれないし、
レンズ望遠に付け替えてる間にいなくなっちゃうし、
で、望遠に替えてファインダー覗くと
寄り過ぎて一瞬どこにいるか分からなくなっちゃうし(笑)
鳥、大好きなので
1)もうすこし、名前を覚えること
2)写真で撮れるようになること
を課題にしてみようとおもいます。
あまり良く写っていなくて分かりづらいのですが
上の写真の鳥の名前をご存知の方いらっしゃいましたら
ぜひ、教えて下さいませ。
鳥を撮るのは本当に難しいですね…。
上手に撮れている方のブログを拝見する度に、
すごいなあ、と思っていたのですが
いざ、自分で撮ってみると、
これが、ホント〜にむつかしいのです!!!
止まっててくれないし、
レンズ望遠に付け替えてる間にいなくなっちゃうし、
で、望遠に替えてファインダー覗くと
寄り過ぎて一瞬どこにいるか分からなくなっちゃうし(笑)
鳥、大好きなので
1)もうすこし、名前を覚えること
2)写真で撮れるようになること
を課題にしてみようとおもいます。
あまり良く写っていなくて分かりづらいのですが
上の写真の鳥の名前をご存知の方いらっしゃいましたら
ぜひ、教えて下さいませ。
2010年5月2日日曜日
2010年5月1日土曜日
上高地の風景/ Kamikochi - Japan Alps
早朝の奥穂高岳(3190m) Mt. Oku-Hotaka-dake in early morning
明神エリアの梓川(Azusa river in Myojin area)
明神エリアの梓川(Azusa river in Myojin area)
活火山の焼岳 (2455m) Mt.Yaki-dake
上高地(長野県)に行ってきました。
小学生の頃に1度行ったきりで、今回は2度目。
今回初めて、明神池まで往復10kmの道のりをトレッキングしてきました。
5月になるというのに上高地には風花(小雪)が舞い、
気温も低かったのですが、
穂高連峰をはじめとする日本アルプスの山々、
野鳥のさえずり、梓川の清い流れ、澄み切った空気に
心も体も本当に癒されました。
自然の力って偉大ですね!
2010年4月14日水曜日
三渓園
先週、本牧の三渓園に行ってきました。
三渓園は生糸貿易で財をなした横浜の実業家原三渓(富太郎)の元邸宅です。
桜道という道を通ってゆきます。
桜道
大池越しに見える旧燈明寺三重塔
京都の燈明寺から移築された三重塔は、
三渓園が開園された明治39(1906)年からあるそうです。
そして三渓園記念館には、原三渓の収蔵品や年譜、書画などを見られます。
創設者の原三渓は実業家であり、若き芸術家への支援や
関東大震災後の横浜復興に尽力した人物で、
三渓自身も書画をたしなみ、美術品を収集する文人であったそうです。
また抹茶処もあり、お抹茶と和菓子を400円で気軽に頂けます。
売店には、三渓自身が図柄を考案し、京都の龍村美術織物に作成依頼した
三渓四弁花文というオリジナル図案が施された小物がいろいろありました。
左は懐紙入れ
右は名刺入れ
右上奥は携帯用お裁縫セット
三渓は、この菱形の構成に四弁花文配された文様を好み、
自宅で使う食器や家具などの調度品の装飾に用いたそうです。
粋な人だったのだなあと感心しました。
記念館から望む中庭
この三渓四弁花文の龍村美術織はここでしか購入出来ないオリジナル
とのことですので、三渓園に行かれる機会がありましたら、
記念館のお抹茶でひと休みしてから、こちらの売店でお買い物はいかがでしょうか?
私もお友達と自分用に幾つか買い求めました。
ふくさ、懐紙入れ、名刺入れ、裁縫セット(ピルケースにもよさそう)
手鏡、バッグハンガーなどいろいろな商品が1300円〜ありましたよ。
5月にはサツキ展、6月には蛍の夕べというイベントもあるようなので
折りをみてまた足を運んでみたいと思います。
三渓園は生糸貿易で財をなした横浜の実業家原三渓(富太郎)の元邸宅です。
桜道という道を通ってゆきます。
桜道
大池越しに見える旧燈明寺三重塔
京都の燈明寺から移築された三重塔は、
三渓園が開園された明治39(1906)年からあるそうです。
そして三渓園記念館には、原三渓の収蔵品や年譜、書画などを見られます。
創設者の原三渓は実業家であり、若き芸術家への支援や
関東大震災後の横浜復興に尽力した人物で、
三渓自身も書画をたしなみ、美術品を収集する文人であったそうです。
また抹茶処もあり、お抹茶と和菓子を400円で気軽に頂けます。
売店には、三渓自身が図柄を考案し、京都の龍村美術織物に作成依頼した
三渓四弁花文というオリジナル図案が施された小物がいろいろありました。
左は懐紙入れ
右は名刺入れ
右上奥は携帯用お裁縫セット
三渓は、この菱形の構成に四弁花文配された文様を好み、
自宅で使う食器や家具などの調度品の装飾に用いたそうです。
粋な人だったのだなあと感心しました。
記念館から望む中庭
この三渓四弁花文の龍村美術織はここでしか購入出来ないオリジナル
とのことですので、三渓園に行かれる機会がありましたら、
記念館のお抹茶でひと休みしてから、こちらの売店でお買い物はいかがでしょうか?
私もお友達と自分用に幾つか買い求めました。
ふくさ、懐紙入れ、名刺入れ、裁縫セット(ピルケースにもよさそう)
手鏡、バッグハンガーなどいろいろな商品が1300円〜ありましたよ。
5月にはサツキ展、6月には蛍の夕べというイベントもあるようなので
折りをみてまた足を運んでみたいと思います。
2010年4月11日日曜日
4月9日はダブルで嬉しい日!
4月9日(金)TINGARAのCDかむながら
が発売になりました。
心と体が癒される珠玉の13曲。
ぜひ、皆さんに聴いて頂きたいCDです。
バイノーラル録音という方法で録られた
伊是名島の御嶽(うたき)=聖地の音で居ながらにして、
清らかで厳かな森の中に引き込まれます。
ヘッドフォンで聴くと、よりバイノーラル録音の
効果が出るそうですのでぜひヘッドフォンで聴いてみて下さい。
また、CDジャケットや歌詞カードの写真がとても素敵です。
こちらはTINGARAのイシジマ ヒデオさんが撮影されたものだそうです。
TINGARAのHP 経由でiTunesからのダウンロードも可能ですが、
歌詞カードの写真がとても素敵なので、
CDの購入をおすすめします。
そして、何と「かむながら」発売日と同じ4月9 日の午後に
私の大親友に二人目の赤ちゃんが誕生しました!
心から嬉しいです。
中学生からの友人ですが、私も彼女もすでに2児の母、
時の流れは不思議なものです。
ご主人の仕事の関係でアメリカに暮らして10年になる彼女。
なかなか思うようには会えませんが、
落ち着いたらぜひ会いたいとおもっています。
が発売になりました。
心と体が癒される珠玉の13曲。
ぜひ、皆さんに聴いて頂きたいCDです。
バイノーラル録音という方法で録られた
伊是名島の御嶽(うたき)=聖地の音で居ながらにして、
清らかで厳かな森の中に引き込まれます。
ヘッドフォンで聴くと、よりバイノーラル録音の
効果が出るそうですのでぜひヘッドフォンで聴いてみて下さい。
また、CDジャケットや歌詞カードの写真がとても素敵です。
こちらはTINGARAのイシジマ ヒデオさんが撮影されたものだそうです。
TINGARAのHP 経由でiTunesからのダウンロードも可能ですが、
歌詞カードの写真がとても素敵なので、
CDの購入をおすすめします。
そして、何と「かむながら」発売日と同じ4月9 日の午後に
私の大親友に二人目の赤ちゃんが誕生しました!
心から嬉しいです。
中学生からの友人ですが、私も彼女もすでに2児の母、
時の流れは不思議なものです。
ご主人の仕事の関係でアメリカに暮らして10年になる彼女。
なかなか思うようには会えませんが、
落ち着いたらぜひ会いたいとおもっています。
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自己紹介
- Tamami
- Yokohama, Japan
- まいにちの普通の暮らしの中に アートがいっぱいあるとおもう。 子どもの描く絵だったり、 空や樹々、花がきれいだったり。 ありがとうの言葉と心を大切に、 日常を大切にして楽しんでゆきたいな。 まいにちの暮らしの中でみんなが笑顔になるといいな。 I think our daliy life is full of Art. Hope everyone will be smiling and happy everyday! My favorite words are " Thank you ".