日々の暮らしの中にあるアートを見つけてゆきます

2010年3月28日日曜日

オペラ:ラ・ボエーム La Boheme

招待状を頂きプッチーニ作曲の歌劇ラ・ボエームに行ってきました。
(演出:アンドレ・ホモキ 指揮:沢尻竜典)
 
2005年小澤征爾さん指揮のエレクトラ@東京文化会館
に継ぐ2度目のオペラ体験。
オペラにあまり詳しくない私でも、日本語字幕付きで全4幕
十分に楽しめる内容でした!


1830年頃のパリの下町が舞台と聞いていたのですが、
演出がかなり前衛的というか近代的で、
出演者の格好も全て現代の若者が着るような洋服。
舞台上で画家のマルチェッロがバケツに入った絵の具を壁に
ぶちまけるところから始まり、マッチの火を燃やすは、
出演者達が全て大道具、小道具を自分たちで運んでしまう面白い演出。
最後の幕ではパーティシーンで顔にパイは投げるは、
頭からクリームソースをかぶせるはというハチャメチャぶり。


全編イタリア語の歌曲ですが、
簡単な単語や挨拶(ボナセーラとかアミーチ)など
所々聞き取れる歌も多かったのも入り込めた要因のひとつかな。


出演者の方達の細い体から出される大きな声量にも
感動でした。


一緒に行った主人に感想を聞くと、
主人公のはかなげなお針子役のミミや
絶世の美女役のムゼッタの作り方が
もう少し美しかったら入り込めたんだけどな〜、という
男性目線のコメント(笑)
確かに、お針子役のミミは今風の花柄ワンピースより、
例えば金麦のCMの壇れいさんのような清楚な服装の方が
イメージにピッタリだったかな、とも思いました。


とはいえ、私としては初プッチーニオペラ体験
とても楽しめました!


次回は、機会があれば
また別の演出のラ・ボエームも見比べてみたいし、
蝶々夫人、トゥーランドット、
それにヴェルディのアイーダも見てみたいなあ
と少しオペラ熱が高まりました。


今までミュージカルは好きでもあまりオペラにはご縁がなかったのですが、
これから趣味のひとつに加えてゆきたいです。
歌舞伎や文楽にも興味があるし、少しづついろいろな芸術に触れてゆきたい
とおもっています。


招待状を譲って下さった母の友人と
子ども達を見ていてくれた母にも感謝です。








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自己紹介

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Yokohama, Japan
まいにちの普通の暮らしの中に アートがいっぱいあるとおもう。 子どもの描く絵だったり、 空や樹々、花がきれいだったり。 ありがとうの言葉と心を大切に、 日常を大切にして楽しんでゆきたいな。 まいにちの暮らしの中でみんなが笑顔になるといいな。 I think our daliy life is full of Art. Hope everyone will be smiling and happy everyday! My favorite words are " Thank you ".